バイオハザード レクイエム(Resident Evil Requiem)は、カプコンが2026年2月27日に発売したサバイバルホラーの最新作です。新主人公グレースとシリーズおなじみのレオンがダブル主人公として活躍する本作は、シリーズの集大成と呼ぶにふさわしい完成度に仕上がっています。
発売から約1ヶ月プレイした本音レビューをお届けします。
この記事で分かること
- パリィ&体術で歴代最高に進化した戦闘システム
- 良い点4つ・気になる点4つの本音評価
- 買うべき人・要検討な人の判断チェックリスト
総合スコア
88/100
| 評価項目 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| ストーリー | 90 | シリーズ最高峰の二重構造。グレース編とレオン編の対比が秀逸 |
| 戦闘システム | 85 | パリィ&体術が爽快。ただし序盤の操作説明がやや不足 |
| グラフィック・サウンド | 92 | RE ENGINEの集大成。環境音とBGMの使い分けが巧み |
| ホラー演出 | 88 | グレース編の恐怖感は歴代トップクラス。レオン編はアクション寄り |
| ボリューム | 82 | メインは12-15時間。やり込み要素含め30時間以上は遊べる |
こんな人におすすめ / こんな人は注意
おすすめ
- バイオシリーズのファン
- RE:2やRE:4が好きだった人
- ホラーとアクション両方楽しみたい人
- ストーリー重視のゲーマー
注意
- 純粋なホラー体験だけを求める人(アクション要素が強い)
- 長編RPGのようなボリュームを期待する人
- グロテスクな表現が苦手な人
総合評価

| 評価項目 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| ストーリー | ★★★★☆ | 新旧キャラの交差が見事。終盤の展開は賛否あり |
| 戦闘システム | ★★★★★ | パリィと体術の追加で歴代最高の戦闘体験 |
| グラフィック | ★★★★★ | RE ENGINEの真骨頂。光と影の表現が圧巻 |
| ホラー演出 | ★★★★☆ | アクション寄りだが要所の恐怖演出は健在 |
| ボリューム | ★★★★☆ | 1周12〜15時間。周回要素込みで40時間+ |
| 総合 | ★★★★★ | シリーズファンもアクション好きも満足の傑作 |
良い点
1. 歴代最高の戦闘システム
本作最大の進化はパリィシステムの導入です。敵の攻撃をタイミングよく弾くことで、強力な反撃に繋げられます。さらに体術もバイオ4から大幅に進化し、スタン状態の敵に対して多彩なアクションが可能になりました。
「避けて撃つ」から「弾いて殴る」への転換は、バイオの戦闘を根本から変えたと言えます。雑魚戦すら楽しい、というのはシリーズ初の体験です。
2. ダブル主人公の切り替えが秀逸
新主人公グレースとレオンのストーリーが交差しながら進行します。グレースは身軽な回避とナイフ戦が得意で、レオンはおなじみの銃撃と体術が光ります。操作感の違いが明確で、2人の主人公で2回楽しめる構成になっています。
3. RE ENGINEの到達点
グラフィックはシリーズ最高峰です。特に光源処理と影の表現が秀逸で、暗い通路をライトで照らしたときの空気感は圧巻。キャラクターの表情モーションも極めて自然で、カットシーンの没入感はこれまでのバイオを大きく上回ります。
4. 周回プレイが楽しい
クリア後に解放される無限武器、追加難易度、チャレンジモードなど、周回を飽きさせない仕掛けが豊富です。特に「4時間以内クリア」「ミニマリスト(最小限のアイテムでクリア)」などのやりこみ要素は攻略しがいがあります。
気になる点
1. ホラー要素がやや控えめ
パリィや体術で敵を圧倒できるぶん、バイオ7やヴィレッジほどの「怖さ」は感じにくくなりました。アクション性の向上とホラーの緊張感はトレードオフの関係にあり、純粋なホラーを求めるプレイヤーにはやや物足りないかもしれません。
2. 終盤のストーリー展開
ネタバレは避けますが、終盤の展開はファンの間で賛否が分かれています。シリーズの今後に関わる大きな決断が描かれるため、受け取り方は人それぞれです。ただし、グレースの成長物語としては見事にまとまっている点は多くのプレイヤーが認めるところです。
3. 一部のボス戦が冗長
中盤以降のボス戦で、HP管理型の長期戦がいくつかあります。パターンを覚えた後は同じ作業の繰り返しになりがちで、もう少しフェーズ変化が欲しかった場面があります。
4. ロード時間(旧世代HDD環境)
PS5のSSDでは快適ですが、PC版でHDD環境だとエリア遷移時のロードが長めです。SSD環境を強く推奨します。
前作からの進化点
- パリィシステム — 完全新規。戦闘の奥深さが飛躍的に向上
- 体術の多様化 — バイオ4の体術を大幅拡張。状況に応じた技が自動選択
- ダブル主人公 — グレース&レオンの交差ストーリー
- オープン探索エリア — 一部エリアが広域探索可能に。リニアとオープンのハイブリッド
- RE ENGINE最新版 — 光源処理、表情モーション、物理演算がすべて進化

買うべきか? — おすすめ度チェック
こんな人におすすめ
- バイオ4リメイクの戦闘が好きだった人 → 最高に刺さる
- アクションゲームとして質の高い作品を求めている人
- バイオシリーズの物語の続きが気になる人
- 周回プレイやタイムアタックが好きな人
こんな人は要検討
- 純粋なホラー体験を求めている人 → バイオ7やヴィレッジの方が怖い
- 1周で満足するタイプの人 → 1周12時間はやや短め
- PC環境がSSDでない人 → ロード時間が気になる可能性
まとめ
この記事のまとめ
- 戦闘システムはパリィと体術の追加で歴代最高の完成度
- グレースとレオンのダブル主人公で2倍楽しめる
- RE ENGINEのグラフィックはシリーズ最高峰
- ホラー要素はやや控えめだが、要所の恐怖演出は健在
- 周回要素が充実(無限武器、チャレンジ、追加難易度)
- バイオ4リメイクが好きな人には最高の1本
- 1周12〜15時間、全コンプで40時間以上のボリューム
アクション性とホラーのバランスが絶妙で、バイオシリーズの集大成と呼べる完成度です。バイオ4リメイクが楽しめた方なら、間違いなく買って後悔しない1本です。
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よくある質問(FAQ)
Q. クリアまでの所要時間は?
A. メインストーリーは難易度STANDARDで約12〜15時間です。トロフィーコンプリートを含めると約30時間、スピードマスター(4時間以内クリア)も挑戦可能です。
Q. バイオハザード レクイエムは前作をプレイしていなくても楽しめますか?
A. 単体でも楽しめますが、RE:2やRE:7の登場人物が再登場するため、過去作をプレイしているとより深く楽しめます。最低でもRE:2のプレイを推奨します。
Q. パリィのコツは?
A. 敵の攻撃モーションの「振りかぶり」が始まった瞬間にL1を押すのがポイントです。タイミングが早すぎるとガードになり、遅すぎると被弾します。序盤のゾンビで練習するのがおすすめです。
Q. グレース編とレオン編はどちらから始めるべき?
A. どちらからでもプレイ可能ですが、グレース編→レオン編の順がストーリーの理解度が高まるため推奨されています。グレースで伏線を感じ、レオンで全貌が明らかになる構成です。
Q. DLC・追加コンテンツの予定はありますか?
A. 2026年3月時点で公式からDLCのアナウンスはありません。ただし、過去のREシリーズ同様、追加モードやDLCが配信される可能性は高いとされています。
